『強い刺激は、認知症を持つお年寄りにとってストレスになることがあります。逆に、知覚的、社会的刺激が極端に少ない環境では、認知症の症状や身体状況が悪化してしまいます。』注1)認知症を患っていなくとも、このような環境の刺激調整は必要です。ましてご高齢者は年齢を重ねるほどに認知症を併発しやすくなりますから、高齢者住宅を作るに当たってはそこまで見越した環境作りが重要だと思っていました。また、自分の感覚的…
[連載]安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第7回】鈴木 岳
高齢者住宅を作る上で「空間の規模」「人間関係の調整」など「環境のコントロール」が重要
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第6回】鈴木 岳
認知症の2人が集う陽だまり空間。話が全く噛み合っていないのに話に花を咲かせている不思議な光景
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第5回】鈴木 岳
部屋の広さはどのくらいが適切なのか? 老いるにつれ広くなってしまう自宅の空間
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第4回】鈴木 岳
理想のように思っていた「慣れ親しんだ家」に住まい続けること。しかしそれは〝家族がいてこそ〞
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第3回】鈴木 岳
北海道人の郷愁を誘う「マンサード型の三角腰折れ屋根」。親しみやすいが冬になると落雪量がハンパない!
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第2回】鈴木 岳
高齢者の理想の「グループホーム」とは? スウェーデンの街作りに学ぶ
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【新連載】鈴木 岳
高齢者の住環境には「役割」が重要。デンマークで提唱された高齢者福祉の3原則とは?