この問う力と対になるのが、解決する力です。

たくさんあるパズルの中で、ピタっと合うピースを見つけられた時、とても嬉しいものです。時間をかけてそのピースを見つけるプロセスもワクワクするもので、寝ずにパズルを仕上げるという人もいるようです。

パズルのピースを見つけるように、問題への最適な解決策を見つけることに歓びを感じるという人は少なくありません。クイズにのめり込む子供たちもいます。家庭で起こる問題をいつも裏技で解決する主婦(夫)もたくさんいます。

また、組織で働くリーダーの仕事も、問題解決の連続と言えます。人と人との対立の仲裁、売上悪化への対処、成果がでない部下への関わりなど、日々、それらの対策をいち早く見つけることが求められます。

こうした問題の解決策を見つけることは、大変な労力を伴うものの、見つけられた時の達成感は言葉で言い難いほど大きいものです。

解決するという男性性は、私たちが生きていく中で必要な能力であり、人に安堵感をもたらす力があります。解決するためには、ものごとを深く観察し、問題の本質が何であるのかを見極めることが必要となります。通常、問題はいくつもの要素が絡まり合っているため、表面の事象だけを捉えて対処しても、真の解決にならないことがあります。真の問題が一体何なのか、それを特定することが必須です。

売上があがらない本当の問題は、長く放置された社員の対立からくる心の痛みかもしれません。勇気をもった決断ができないリーダーの恐れなのかもしれません。解決することは、真の問題とその原因を知り、ベストな策を見つけ出す頼りがいのある男性性です。

解決することは、あなたの中にある探求心の表れです。

※本記事は、2021年9月刊行の書籍『ツイン・エネルギー™ 静と動のバランスを整える16の考え方』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、再編集したものです。