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出席日数が足りないと、学校の成績にも影響を与えてしまうので、子どもがなんとか学校に行かなくては、と焦ってしまっているのですが
不登校の傾向と対策の五回目、子どもだけでなく保護者の方自身も、
「子どもの出席日数が足りないと、学校の成績にも影響を与えてしまうので、なんとか学校に行かせたいのですが」
と思っているというお悩み。こう思う保護者の方、実はとても多いです。でも、でも。よく考えてみてくださいね。一体何のために出席日数や学校の成績を気にする必要がありますか?
まず、小学生の場合。出席日数は全く気にしなくても卒業できます。全然大丈夫です。義務教育ですから。どんなに勉強の成績が悪くても、みんな進級して一緒に卒業しますよね。そして、小学校時代の出席日数が今後の人生に何か影響があるか、というと何ら影響しません。つまり、学校に行かなくても、みんなと同じように卒業できますし、特にその先困ることもありません。
中学生も然り。同じく義務教育です。ただ、公立高校を受験する場合は、中学校がつける内申点が合否に影響します。ですので、この場合は多少出席日数を気にする必要はあります(関西地区の情報です)。
しかしながら今の時代、公立高校にこだわる必要はさほどないと私は思っています。現在ほとんどの都道府県では、私立高校の授業料が無償です(所得制限はありますが)。
経済的に私立高校に行けない、という場合はほぼないと思いますし、むしろ私立高校の方が公立よりかなりいろいろな学習環境が整備され、進んでいます。オンライン授業なども、既に実施しているところが多いです。
私の子どもは二人が私立高校に進学しましたが、とても良い学校環境でした。いじめなどもありませんでした(発覚時はいじめた子が即退学となります)。親子共に大変満足しています。そして私立高校の受験では、中学校の内申点は一切関係ありません(関西地区の情報です)。