エッセイ 健康・暮らし・子育て がん 闘病 2021.02.20 脱毛のショックも笑いに! えびちゃんの ちょっと⼼が楽になる 乳がん・胃がん闘病⽇記 【第4回】 えびちゃん 乳がん、そして胃がんを経験した著者が描く、ポップでかわいい闘病イラストエッセイ。 「『がん』になったらこの先一体どんな出来事が起こるの?」 「治療ではどんな人が支えてくれるの?」 えびちゃんの入院生活を通して、そんな疑問をやさしく解消。 がんで不安を抱えるすべての人に、少しでもこのパワーが届きますように…… この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 乳がんと胃がんを経験した筆者が、体験談をもとに「『がん』になったらこの先一体どんな出来事が起こるの?」「治療ではどんな人が支えてくれるの?」といった闘病生活への不安や疑問をポップな絵でお答えする「えびちゃんの ちょっと⼼が楽になる 乳がん・胃がん闘病⽇記」から一部を抜粋し紹介します。 脱毛すごろく
小説 『13.Feb チョコレーション』 【第5回】 齊藤 俊彦 トイレから出てきた彼に続いて出てきた彼女。私は二人が目配せしたほんの一瞬を見逃さなかった。彼にしてはトイレが長かったような… 【前回の記事を読む】大きな瞳と艶やかな長い黒髪にやや豊満なボディ。自分にはないものを明らかに感じてしまい…智子はピザを注視した。チーズとメニューにあるがナチュラルチーズでないのは明らかで、原材料は乳製品ではないと思った。智子はソーセージを口にしたが、子供の時に食べていたものとは味や食感が違うと気づいた。粗挽きとメニューにあるのに肉質は均一で獣脂感は全くない。本物の豚肉ではないのだろう。みんなは着…
小説 『29歳、右折の週』 【第16回】 言田 みさこ 30歳の男が18歳の少女へ宛てた手紙。8枚にもおよぶその手紙には彼女への下心が見え透いており、さらに文末には… 【前回の記事を読む】彼に耳元で「好きだよ」とささやかれた。帰ろうとする彼をなんとか引きとめようと甘え声で話しかけ…「さあ、右足を後ろに引いて」「右足? 右足ってどっち?」首を下へ折り曲げ、両手で越前の体に捕まる少女の焦った姿を、皆がくすくす笑った。桜色のブラウスを着た少女はかわいらしかった。邪気がなく、ごまかすことを知らず、困った顔を隠す術(すべ)も知らなかった。頬をブラウスよりも濃く染め、必死…