大切な時間

雨が続いて葉っぱの上には水てきがついていた。

 

ぽぽとくるの犬小屋もしっとりぬれていたよ。

犬小屋にかけた雨がさにポトンポトンと雨が落ちて犬小屋の前には小さな水たまりができていた。

あじさいの葉のうえではカタツムリが雨を楽しんでいた。

ぽぽとくるはいつものように仲良く体を寄せて水でぬれたぽぽの足をくるがきれいになめていた。

きれいにきれいになめていたよ。

くるは「ぽぽが冷たくないように」

「かぜをひかないように」って思っているのかな?

くるの優しさはほんわかとしていてぼくは大好きだった。

ぽぽはくるに「ありがとう」を伝えるかのように寄りそっていた。