【前回の記事を読む】「君、人材紹介向いてそうだから、やれば?」転職相談でエージェント社長に言われた一言。ゲーム業界の営業から、年間売上1億円超の仕事へ…
第一章 筆者の歩みと本書の目的
1-1 エージェントという仕事との出会いと気づき
筆者のキャリアの起点
捨てる神あれば拾う神あり。たまたまゲーム営業のイベントで、RGFの営業の方(後に彼女は私の上司となりました)と出会い、直談判で入れてくれと頼み込み、なんとか入社できました。その時の私は、人材紹介という仕事に対して何か大義や意思を持っていたわけではありません。
「なんか稼げそう」「面白そう」「リクルートに勤められるのってかっこいい」「外国人と一緒に働くのってかっこいい」くらいにしか思っていませんでした。今は偉そうに人材紹介の未来がどうこうと言っていますが、入りの動機は不純そのものです。
そんな不純な動機で飽き性の私が多くの失敗を繰り返し、学び、この仕事の面白さに気づき、いつの間にかハマっていた。それが私とこのエージェントという仕事の出会いであり、付き合いです。
私の実績としましては、2017年からこの業界に身を置き、1年目はリサーチャー(用語集2-1)という形で、スカウト専門で半年ほど、先輩方の求人に向けて、企業の求める人材をひたすらLinkedIn(用語集2-2)で集めるという仕事をしました。
その後自分のクライアントを持ち、両面型コンサルタントとして、エンジニア職種を専門として立ち上がりました。
かなりの物量をこなすタイプだったので、企業に訪問し要件を聞いてひたすら送り込むというやり方で、両面型で動き始めて第2四半期には2000万円の売上を上げました。ビギナーズラックです。
その後売上が落ち込み苦しみましたが、求人要件をしっかり聞く、丁寧に案件を進めるということを繰り返し、安定的に4000万円程度は年間で作れるように成長しました。
年間4000万以上作れるようになった頃、2020年に元同僚と共にゼロから人材紹介事業を立ち上げるということに挑戦し、同時に自分自身の専門領域をエンジニアのみのところからコンサルティングファームまで広げたところ、年間1億円以上の売上を3年以上継続して上げ続けるまで成長できました。
もちろん領域を拡大したことや、大手企業にいるよりも担当できるクライアントの自由度が高いということも、高い売上を出せた大きな要因だと思っていますが、何よりも自分自身が年間4000万プレイヤーから1億円プレイヤーに成長する中で、自分自身の仕事のスタイルの変化がありました。
そこに再現性があると信じ、2025年の独立をきっかけに、そのスタイルを社内向けの営業資料として言語化したのが本書の原点です。