本書の特色

本書は、2027年の共通テストで、世界史を受験するみなさんを対象とした「出る順」本です。

世界史は覚える事項が多く、塾講師をしていた頃、夏休みまでに「一問一答」を一通り終えるので手一杯という生徒さんをよく見ました。“この用語は見たことがある”までいけたら、頑張ってる方なのかもしれません。

ところが実際の共通テストでは、区別のあやふやなところや、時系列あるいは他の地域との関係(いわゆるタテヨコですね)を、どんどん突いてきます。“見たことある”程度で過去問に取り掛かっても、ただ自信を失うだけで、逆効果にすらなりかねません。

そこで本書の登場です。限られた時間の中で、「出る順」に並んでいますので、大切なところから確認できること請け合いです。ランキングは共通テスト過去6年間の登場年数に、21世紀からのセンター入試の登場年数を加味して決定。「どの時代が出る」にとどまらず、その時代のどんなところが出やすいのかまでまとめました。

出題確率が50%より少ないものは、情報だけにしていますが、平均点以上を目指そうという人は、こちらも利用してください。「一問一答」後と、過去問までの間をつなぐ一冊になるはずです。

ただ、「出る順」の形式では、ポイントを歴史の流れから取り出すことで、タテのつながりが見えなくなってしまうきらいがあります。でも大丈夫です。本のタイトルから察していただける通り、「てんねこ」はきちっとした参考書にはなりきれませんでした、あえて!

ミョーな2人(1人と1匹)が繰り広げる、受験生のあるあるの毎日の中に、語呂合わせや、あいうえお作文を織り交ぜながら、失笑・苦笑のうちに楽勝!を目指していきます。では私はここまで。そろそろ、その2人の登場です!