【前回の記事を読む】現役医師が、自分の内視鏡検査へ…薄い意識の中、担当医と一緒にモニターを見てると、S状結腸に有茎性ポリープが…

第一章 がん専門医師、がん患者になる

その3 手術までの長い日々

2023年4月29日(土・祝)「入院前の祝日」 

朝からクリニックで雑用をのんびりと。その後、楽しみにしていた母校の高校野球県大会を球場へ見に行こうと息子を誘うも拒否される。が、結局説得の上、妻と3人で野球観戦に行く。到着時すでに3回で母校0―シード校6と完全に敗けムード。結局、0―7で7回コールド敗け。球場は山にあるせいか少し寒かった。

そのまま息子を塾まで送っていく。息子を降ろした後、お花を買って墓参りへ。父親は45歳で膵臓がんのため亡くなっている。早くそっちに呼ばないようにお祈り。帰路に患者さんがやっているパン屋へ行ってみると、美味しそうなパンがあり、いっぱい買ってしまった。パンは非常に美味しかった。

夕食後早々と就寝。まだまだ本調子ではないか。

2023年4月30日(日)「家族旅行の準備」 

朝から雨のため、沖縄旅行の準備で一日過ごす。昼はハヤシライス。入院に備えてパンツとシャツをショッピングモールで購入、間違えて3Lサイズのパンツを買うも、まあまあ穿けた。このパンツが後にブカブカになっていくことになるのであった。夜はまぐろ丼を食べて寝た。