最後に、著者の経歴とバックグラウンドについて簡単に自己紹介をさせていただきます。私は、カシオ計算機株式会社の「CSR推進室」(のちに「サステナビリティ推進室」)の責任者として、勤務生活の最後の約12年間、グループ内へのコンプライアンスとCSR/サステナビリティ浸透を推進する役割を担いました。
当時は、グローバル・コンパクト、ISO26000、ビジネスと人権に関する指導原則、GRI G4、IIRC、パリ協定、SDGs、UNPRI、SBTなど、CSR/サステナビリティに関連する世界基準や指針が次々に策定され、それらの学びと実践を繰り返す、目まぐるしくも刺激的な日々でした。
定年後はこの分野で培った経験を活かして、少しでも多くの企業、とりわけ中小企業のサステナビリティ経営の実践を支援することで、微力ながらも社会に貢献したいという思いからコンサルタント事業を立ち上げ、現在に至ります。
注記:本書における「CSR」、「CSR/サステナビリティ」と「サステナビリティ」の表記について
本書では、文脈に応じて「CSR」、「CSR/サステナビリティ」と「サステナビリティ」という異なる表記を使い分けています。これは、両者の概念の普及と変遷を踏まえたものです。
日本において「CSR(企業の社会的責任)」という概念が本格的に導入されたのは2003年頃です。その後、2010年頃からは「サステナビリティ」という言葉が注目され始め、近年では「CSR」という表現に代わって、「サステナビリティ」がより広く使われるようになっています。
こうした流れを踏まえ、本書では次のような表記方針を採用しています。
「CSR」:2000年代初頭から使われてきた従来の考え方・枠組みを扱う際、当時の文脈を尊重して使用しています。
「CSR/サステナビリティ」:近年における「サステナビリティ」の普及が、従来のCSRの流れを受け継ぐ形で進展してきたことを明示するため、両者を併記しています。
「サステナビリティ」:すでに一般的な用語(例:「サステナビリティ目標」「サステナビリティ経営」など)として定着している表現や、CSRとは明確に区別すべき文脈などで使用しています。
このような使い分けにより、本書では「CSR」と「サステナビリティ」という2つの概念の連続性と違い、そしてそれぞれが果たす実務上の役割を分かりやすく丁寧にお伝えすることを意図しています。
👉『中小企業のSDGs・CSR/サステナビリティの実践力を育てるハンドブック』連載記事一覧はこちら
【イチオシ記事】「凄いイケメンくんだ…ちょっと想像以上だわ」肩から少しずつ脱がされ、身体を重ねるような密着マッサージがはじまり…
【注目記事】不倫夫と離婚して1年。男性なんてと思っていたのに、初めて触れられた。「手を出して。柔らかいな、気持ちいい。」と言われ…
