それどころか、若い頃の私は“非モテ”の代表格でした。告白しては振られる日々を送っており、友人たちから「玉砕男」と呼ばれていたほどです。

それでも今の私にとっては20代美女をナンパして関係を築くことは、なんら特別な出来事ではありません。

ではなぜ、そんなことが可能なのか。

それは私が実践しているナンパは“脳の仕組み”と“心理の流れ”に基づいてアプローチするナンパだからです。

私は東京大学大学院で脳科学を学んだのちにNLP(神経言語プログラミング)の資格を取得しました。人間の脳や心理の仕組みを理解したうえで、会話の流れを設計すれば、たとえ年齢に差があっても、外見が少々難ありでも相手の心を動かすことは十分に可能です。

その場のノリだけで会話しているように見える冒頭の会話も、その背景には脳科学とNLPをベースに構築したナンパメソッドが存在しています。

本書ではそのメソッドを、科学的な原理に基づいたナンパ=「科学的ナンパ」と呼んでいます。科学的ナンパはノリや度胸による一か八かの“ギャンブル”ではなく、相手の感情の変化を読み取る“ロジック”に基づいたものです。いわば、将棋やチェスのように、一手一手に意味を持たせて進めていくものなのです。

私は現在、中高年専門のナンパ塾を主宰しており、ナンパ成功法に関する書籍の出版は本書で3冊目になります。しかし、そんな私も以前は「女性からモテるのは若い男性やルックスの良い男性で、さえない中高年男性が若い女性にモテるわけがない」と思う人間でした。

そんな“ごく普通のおじさん”だった私がナンパ塾長という道にたどり着いた経緯からお話ししたいと思います。

次回更新は4月4日(土)、14時の予定です。

 

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