健康・暮らし・子育て 健康寿命 食生活 心のケア 2020.09.26 一体何を食べていた?馬車と同じ時間で人力車を引いた俥夫 超元氣! 現代病を防ぐニッポンの知恵 【第26回】 外薗 明博 日本古来の食と姿勢でカラダは変わる。 有機農業のまち、山形県高畠町。そこで出会ったのは、いのちを蘇らせる至高の土壌だった。 「高ミネラル食」「着物姿勢」など、誰でも今日始められる、日本人が取り戻すべき「現代病」と無縁の生き方とは? 腸内環境を整える「超元氣食」レシピほか、抗重力筋を鍛える簡単エクササイズも紹介。活力が湧き出る体質が手に入れば、現代病にはならない!と唱える著者による心と体の健康メソッドを連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 第三章 健康生活を手にいれる二つの実践法 超元氣! 食事編 最強の超元氣食 深炒り玄米 主な効能 一、集中力、持久力アップ 二、整腸作用、排泄力アップ 三、善玉腸内細菌の増加と活性化 玄米の栄養価で、即効性のある最高の補強食 [写真1]深炒り玄米のバリエーション [図1]深炒り玄米の食べ方
小説 『恋愛配達』 【第15回】 氷満 圭一郎 配達票にサインすると、彼女は思案するように僕の顔を見つめ「じゃあ寄ってく?」と… 「本業は酒屋で、宅配便はバイトです。ところでさ」ぼくはたまらず差し挟まずにはいられない。「さっきからなんなの、どっち、どっちって?」「だってあなた、ドッチ君だもん」「何、ドッチ君て?」すると瞳子さんは、ぼくの胸に付いている名札を指差した。これは配達者が何者であるのか知らせるために、運送会社から貸与されているものだ。ぼくの名前は以前病室で宴会を開いた時に教えていたはずだが、漢字までは教えていない。…
小説 『赤い大河』 【第5回】 塚本 正巳 もしかして私と彼を別れさせた自称間男は、男ではなく、女かも?ある人物が思い浮かび… 「ねえ、今どこにいるの。雹がすごい音を立てて降っているんだけど、そっちは?」冬輝は一言、ああ、とだけ答えて電話を切った。同じ雹の音を聞く距離にいながら、同じ子の親でありながら、この人とはもう二度と会うことはない。冬の夜明けを思わせる鋭利な確信が、凍えた心に深々と突き刺さった。何日も部屋に閉じこもり、冬輝をたぶらかした悪意の出所を探し求めた。店内に携帯電話を持ち込んだことはないので、自称間男が過去…