俳句・短歌 川柳 猫 2025.09.12 「猫の部」より三句 「晩酌に 付き合ってくれる 猫の舌」ほか猫と人間の日々のひとコマを綴る 日本語の盆栽である川柳よ 【第4回】 信部 詩葉 日常の何気ない出来事を、五・七・五で軽やかに―― この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 猫と人間の日々のひとコマをユーモアと温かさで綴る。思わず笑ってしまうけれど、どこか共感を覚える川柳集。※本記事は、信部 詩葉氏の書籍『日本語の盆栽である川柳よ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】【川柳】「猫の部」より三句 「カマキリと さんざ遊んで 食べる猫」ほか猫と人間の日々のひとコマを綴る 猫の部 類は友 呼ぶのか酒を なめる猫 晩酌に 付き合ってくれる 猫の舌 「えー本当?」 よそ猫イカで 腰はずす 👉『日本語の盆栽である川柳よ』連載記事一覧はこちら 【イチオシ記事】「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。 【注目記事】「もうあなたを愛せない!」別れを切り出した夜、主人は何も言わず私のベッドに入ってきて...
小説 『愛しき女性たちへ[人気連載ピックアップ]』 【第14回】 白金 かおる 「浮気とかしないの?」「試してみますか?」冗談で言ったつもりだったがその後オトコとオンナになった 【前回の記事を読む】不倫関係も長くなると新鮮味がなくなったのか会う頻度が少なくなり、そしてついに…美月は、役所が音頭を取る市街地再開発事業の行政側の担当者で、役人らしからぬ気さくな人柄ゆえに多くの関係者から好かれていた。そして管轄する法定再開発事業の土地の権利者の一人である企業の代行として参加していた秀司と知り合った。小柄な美人でよく笑う明るい性格に加え、大抵の場合膝丈のタイトなワンピース姿で、…
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【第8回】 武 きき 「本当に私でいいんですか?」「分かってないな。僕は、香子がいないと…今日は激しく愛すよ」そう言って私に抱きつき… 【前回の記事を読む】「結婚してください」「喜んで」――彼は薬指にダイヤの指輪をはめてくれた。「こんなに結婚生活が幸せとは思わなかったよ」兄が、「どこかでお目にかかった事があるような感じがします……」「そうですか。銀行はどちらですか?」「大和(やまと)銀行新宿店に居ます」「多分、異業種交流会でお会いしていると思います」「山岡さん、会社は?」「吉田ホールディングスです」「アッ! 思い出しました。有名…