絵本・漫画 絵本 宇宙人 2025.06.04 「どの星でも、人種も肌の色もすがた形も関係ない。よほどこまっている。そういった人をたすけたい。こういう時はお互いさまですから」 宇宙人のあずかりボランティア 【第1回】 工藤 優華 クリスマスイブの夜、家にやってきたのは……? この記事の連載一覧 心あたたまる、やさしいきもちになれる絵本。ある雪のふる夜。パパ宇宙人がすこし留守にする間、娘のノエルちゃんをあずかることになります。ごちそうを作って一緒に食べたり、家の妖精さんとあそんだり、ノエルちゃんとすごす毎日は、いつもよりにぎやか。※本記事は、工藤優華氏の書籍『宇宙人のあずかりボランティア』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 宇宙人のあずかりボランティア
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第3回】 武 きき 帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま… 【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よ…
小説 『13.Feb チョコレーション』 【第7回】 齊藤 俊彦 飛行船は地上にはもう戻ることができない――これで彼は私とここで生きるしかない 【前回の記事を読む】彼の嘘? 嘘? 嘘? 嘘? 何の気なしにビデオレターを開くとそこに映っていたのは…キッチンに戻りシードルのボトルを冷蔵庫に戻す。「一仕事終わったらまた飲むの。キリキリに冷たくしておこう」智子は一人暗いキッチンで呟くと、グラスを置いて螺旋階段を駆け上がった。中央螺旋階段を上がり切ると、飛行船上部中央にある小室に出た。前後のファームに続くハッチがある。ここに飛行船の制御システムが…