絵本・漫画 絵本 宇宙人 2025.06.04 「どの星でも、人種も肌の色もすがた形も関係ない。よほどこまっている。そういった人をたすけたい。こういう時はお互いさまですから」 宇宙人のあずかりボランティア 【第1回】 工藤 優華 クリスマスイブの夜、家にやってきたのは……? この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 心あたたまる、やさしいきもちになれる絵本。ある雪のふる夜。パパ宇宙人がすこし留守にする間、娘のノエルちゃんをあずかることになります。ごちそうを作って一緒に食べたり、家の妖精さんとあそんだり、ノエルちゃんとすごす毎日は、いつもよりにぎやか。※本記事は、工藤優華氏の書籍『宇宙人のあずかりボランティア』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 宇宙人のあずかりボランティア
小説 『記憶のなかで生きる』 【第19回】 厚切りゆかり 母を火葬した。骨壺を抱えて帰宅したとき、家は静まり返っていた。母の部屋に骨壺を置き「しばらくはここで一緒に暮らそう」と伝えた。 【前回記事を読む】「これ以上の延命は苦しめるだけ」と医師に言われ、横たわる母の手を握りながら「お母さん、どうしたい?」と問いかけた。母を火葬した。骨壺を抱えて帰宅したとき、家は静まり返っていた。「ただいま」誰も答えない。「お母さん、帰ってきたよ」誰も答えない。当たり前のことなのに、その静寂が胸を締め付けた。私は母の部屋に骨壺を置いた。遺影を並べ、花を飾った。「お母さん、ここにいてね。しばらくは、…
小説 『居場所がない団塊世代のあなた方に』 【第8回】 阿弥 阿礼 父に酒が入ると、家の空気は一変…深夜、大声で得体の知れないうわごとを叫ぶように……母と私は、理由も分からず耳を塞ぐしかなかった 【前回の記事を読む】初めての点呼で身構えていた。(失敗はできない。落ち着け、落ち着け……)「はい!」と大声で返事し、起立したその時……かつて小学校で同じクラスであった聡子は3組、幸三は8組と教室も離れ、話す機会はめっきり減っていった。小学校時代の友だち関係もいつのまにか薄れていった。中学校では文部省、教育委員会の方針で、何かしらのクラブに所属することが推奨されていた。学業だけでは得られない体験や…