第1章 7回目の入院
入院させられた理由
その夜、ホテルの部屋はフィックスガラスではめ殺しになっているのに、自然の風が吹きカーテンを揺らしていた。
ホテルを出て5分後のこと、車での走行中、車の直前を右側より赤い小型の鳥(約25センチ)が左側の植樹帯に飛び込んできた。チジメー(私はエホバさんのことを「チジメー」と呼ぶことがある。チジメーとは「守護神」のことである)に確認したら不死鳥だった。
大宜味村(おおぎみそん)奥間のコンビニエンスストア近くの広場で、南太平洋のクルーズ船上のアメリカ人70代男性が幽体離脱して、私の体に降臨合体した(体が大きく揺さぶられた)。
生きている魂が降臨合体したのは初めてだった。
その後、車で西海岸を南下中、今にも嵐が来襲しそうな雲行きになった。私は今日1日だけ県内で事件・事故がないようにと祈るために車をゼブラゾーンにとめ、裸になって1分間、直立不動で祈った。
そしてパトカーに乗せられ、7回目の入院となった。
苦しかった入院生活
入院初期はさまざまな妄想現象で苦しく辛い日々だった。
入院中、地獄の兵卒長200~300名が私の中に入ってきて苦しかった。私は病棟外に出て耐えた。あまりに苦しいので「殺すなら殺せ」と言って、じっと耐えた。私はまともに受け止める癖があり、受け流すのが下手だからこのような症状が出たのであろう。
現在は相手の言葉を「そうねー」と受け流し、あとで時間をかけて咀嚼検討して対処することで改善している。
神様達や霊魂達と直接会話できるようになる
入院後半は、今まであくびでやり取りをしていたのとは異なり、神様達や霊魂達と直接会話できるようになったので、主治医に報告したら、「幻聴とは違います。相手には意識があります」と言われた。
また、主治医は「それは才能です」とも言った。
病院の職員は、「神様達や霊魂達との会話に振り回されないように気をつけてください」と忠告してきた。
しかし、神様達や霊魂達との会話は命令ではない。最終的に決定するのは私だ。