小説 絵本・漫画 探偵 漫画 2023.05.30 【マンガ】「私と話をしたくないなら自分で出てちゃんとそう言ったら?」 フェイス④ 【第8回】 ゆきもり りょう この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ※本記事は、ゆきもりりょう氏の書籍『フェイス④』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 第9話 逆転
小説 『岬 上巻』 【第11回】 まつはじめ 「運転資金は出せそうにない」はっきりしないまま、突然の手形割引拒否! その町には産業という産業はなく、多くの人が都城市に働きにきていた。「そうでしたか。彼が関東工場の企画書を作ったときは、さすが銀行マンだな、と思いましたよ。でも、あとで聞いたことですけどね、銀行には、模範企画書があって、それに適合しているかチェックするだけでよいようになっているそうですよ。模範企画書に沿って作っただけですよ。たいした頭は要らないそうです」「そうかもしれん。チェックリストに沿っていれ…
小説 『標本室の男』 【第26回】 均埜 権兵衛 「実はねえ、オレ見てたんすよ」タクシー運転手は暗がりの小道に入っていく骸骨の姿を見ていたと言うが...? 伊藤医師は何喰わぬ顔で聴き終わると、素知らぬ風に問い質した。「で、それは正真正銘の骸骨だったんだね?」「まさかぁ、ニセ物に決まっているじゃありませんか」ママはさも呆れたと言わんばかりに口の端を歪めた。「あ、いや、そうだね、ハハハ。でママもそれを見たのかい?」「ええ見ましたよ。誰の仕業か知らないけど、粋じゃありませんか」今度は伊藤医師が口の端を歪めて笑った。「それで、その踊りの骸骨はどうなったんだ…