小説 おつかい コメディ 2023.04.09 「軽すぎる!全く重さを感じない…」おつかい中の少女、ついに失敗? Perfect Girl 【第6回】 シルバーピアスマン 幼児の初々しさを撮りたい番組スタッフ VS 絶対お蔵入りにしたいとっても賢い5歳児 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は、シルバーピアスマン氏の書籍『Perfect Girl』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 はつちょうせんのおつかい 前編
エッセイ 『振り子の指す方へ[人気連載ピックアップ]』 【第17回】 山口 ゆり子 妻の姉をソファーに連れて行き、そこにそっと横たえた。彼女は泣き続けながらも、それに抵抗することはなかった 【前回記事を読む】気が付けば、妻の姉に抱き着き声をあげて泣いていた。…妻が流産し幼児退行して2年。こみあげてくるものを耐えられなかったんだ静かに抱きしめ返してくる亜希子の背中をさすりながら、春彦は郁子とよく似た亜希子の温かさが二年の間にうらぶれた心をほぐしていくのを感じていた。あの日、同じように郁子を抱きしめられていたのなら、という思いと、もはや悲しみを共にする同士である亜希子が、どうしても春彦…
小説 『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』 【第24回】 三上 ミカン 親友の彼氏は、私の彼氏の息子だった…42歳と告げられたが、年の差なんて関係なかった。 【前回の記事を読む】身籠ったまま、歩道橋から身を投げた。母の不倫相手に暴行され、家族から疎まれ、世界のどこにも居場所がなかった私の友達。四年生になった私は五月に内定をもらい、卒業に必要な単位を修得していたので、卒業制作を冬までにゆっくりと進めていくだけになった。半年以上も時間があると初めは身が入らず、学生生活最後の年なので友人と夜飲みに出たり、車の免許を取得したりなどして過ごしていた。その日も栄…