評論 2023.03.16 ヨーグルトちゃん、ゆずジャムを着て雨の日の町へおでかけ! ヨーグルトちゃんのおようふく 【第3回】 みずえ おきがえわくわく うれしいな あしたはどんな おようふく? この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 色とりどりのフルーツジャムで、まっしろなヨーグルトちゃんがおしゃれに変身!お気に入りの服を着て、今日はどこに出かけよう。親子で読みたい、おきがえが楽しくなるちぎり絵のえほん。※本記事は、みずえ氏の書籍『ヨーグルトちゃんのおようふく』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。
小説 『再愛なる聖槍[ミステリーの日ピックアップ]』 【新連載】 由野 寿和 クリスマスイヴ、5年前に別れた妻子と遊園地。娘にプレゼントを用意したが、冷め切った元妻から業務連絡のような電話が来て… かつてイエス・キリストは反逆者とされ、ゴルゴダの丘で磔はりつけにされた。その話には続きがある。公開処刑の直後、一人の処刑人が十字架にかけられた男が死んだか確かめるため、自らの持っていた槍で罪人の脇腹を刺した。その際イエス・キリストの血液が目に入り、処刑人の視力は回復したのだという。その槍は『聖(せい)槍(そう)』と呼ばれ、神の血に触れた聖(せい)遺物(いぶつ)として大きく讃えられた。奇跡の逸話(…
小説 『高校生SM 』 【第3回】 大西 猛 物心ついた頃から、そういう嗜好はあった。周りから孤立した、誰の目にもとまらないような男の子に心を惹かれた。 その日、私は深さ三十センチ横幅二十センチはある大きな穴を掘った。このまま掘り続けたら砂場の砂が尽きてしまうのではというほど大量の砂の山が隣にできた。ひろと君は私以上に大きな穴を掘った。自分がそのまま入ってもまだ余裕があるほどの大きさだった。私がその穴を見て、「すごいね」と言うと、ひろと君は口元を少しだけ上げた。それはあまりに小さな変化だったが、笑ったことに間違いはなかった。私はそのとき少しだけ、…