絵本・漫画 SF 漫画 2023.03.09 宇宙服くんの今日の食事は「不老長寿丼(※実物はイメージとは異なります)」 宇宙服くん 【第4回】 たいやん 地球人の感覚、おかしくない? この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は、たいやん氏の書籍『宇宙服くん』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 グルメ
小説 『アイアムハウス』 【新連載】 由野 寿和 静岡県一家三人殺害事件発生。その家はまるで息をするかのように、いや怒っているかのように、大きく立ちはだかり悠然としていた 午前十一時。サイレンを鳴らさず、車両は静岡県藤市十燈荘(じゅっとうそう)に到着した。静岡中央市にある県警本部から十燈荘までは、藤湖をぐるっと大回りして藤市経由でトンネルを通り、小山を登ることになる。藤湖を見下ろす高級住宅街、十燈荘は、土曜の昼だが活気はない。既に外部への交通規制が敷かれているとはいえ、不気味に静まり返っている。ここで殺人事件があったことを、住民達が知っている気配はなかった。その家…
小説 『ヴァネッサの伝言』 【最終回】 中條 てい 夜中寝ていたところ、耳元で声をかけられ…。突然の声に、ひいっと驚きの声をあげてイダは跳ね起きた。「だ、誰じゃ!」… *「ちょっと聞きたいことがある」突然の声に、ひいっと驚きの声をあげて、イダは跳ね起きた。部屋の中はまだ暗い。泥棒か! と身構えたら、近すぎて見えぬほどの間近に人の顔があって肝(きも)を潰した。「だ、誰じゃ!」額に汗が噴いて声が上ずった。「ほう、そんな奇っ怪な面(つら)をしているくせに、何かまだ怖いものでもあるのか、イダ殿」バルタザール・デバロックだ。「何じゃお前か、人の家にいきなり。寝首でも掻か…