そんな話の中、先にお爺さんの家に到着していた孫のクミがリビングへ入ってきました。
クミ:マサノブお父さん、おかえりなさい。渋滞して大変じゃない?
正伸:まあまあかな、今の車は自動アシストでいろいろ便利な機能があるよ。今人気でバカ売れなんだよ
ミノル爺さん:それじゃよ! そういう企業を買っておけば株は大きく上がるのじゃよ
正伸:どれどれ……えええー! この会社、5分割して株価もどんどん上がってる。爺さん早く教えてくれたら良かったのに……
クミ:でも、この会社の株が上がるかどうかそんなのわからないわよ。わかれば私も買ってみたいわ!
正伸:自分たちがリタイヤの頃は、年金も減るかもしれないし、仕事もAIが普及して減ってしまって、働こうとしても職場が見つからないのが心配だよ。だから虎の子の預金で株式投資するのもリスクが大きいし、投資信託が良いと思うが、手数料が高いし、組み入れ銘柄の変更などの融通が利かないのが不満だね
孫のクミもうなずいています。
クミ:ねえ、ミノル爺ちゃん、これからの資産作りで何かいい方法あれば教えてよ
ミノル爺さん:わかった…ではワシが考案した安全で投資運用効率の高い『チーム投資方式』という投資手法を教えよう。その投資方式を使って爺ちゃんが“ミノル爺ちゃんチーム”を編成して、最後に証券会社を選んで自分の証券口座を作り、選んだ株式を発注するところまで説明するぞ。クミも自分の“クミチーム”を作って発注したらどうじゃ。
ミノル爺さん:おいしい夕食でも食べながら、ワシが考案したとって置きを披露しようとするかのぉ
正伸、クミ:とても楽しみ!
ミノル爺さん:ワシの話が楽しみなのか、食事が楽しみなのか……
正伸、クミ:もちろん、どっちも!