健康・暮らし・子育て 和菓子 レシピ 2023.02.07 カルフォルニア生まれの「和菓子」レシピ4選 CalVegan 和菓子 ~カリフォルニア生まれの愛されスイーツ~ 【第3回】 古賀 史美 なんでもない日常に彩りを添える。 26品のときめきレシピ この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ ※本記事は、古賀 史美氏の書籍『CalVegan和菓子~カリフォルニア生まれの愛されスイーツ~』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】カルフォルニア生まれの「和菓子」レシピ3選
小説 『春のピエタ』 【第7回】 村田 歩 刑務所で、お袋と13年ぶりに対面…こんなに小さな女だったか―。あの頃、生活が苦しく、いつも歯を食いしばっていたお袋は… 俺たちは婆さんより早く呼ばれた。刑務官に案内されているとき、初めて親父が落ち着かない様子を見せた。首から下は先を行く刑務官に素直に従っているのに、首から上はまるで道を見失ったかのようにあたりをきょろきょろ見回している。勝手が違う、といった顔だ。俺は急に不安になった。悪い想像が浮かぶ。たとえばお袋は急病で、敷地内の医務室のベッドで身動きできなくなっているのではないか。だからいつもの面会室で会うこと…
小説 『標本室の男』 【第39回】 均埜 権兵衛 目の不自由な妹をカメラに収めていた男――一体何者なのか…ハンドルに齧りつくようにして男の後を尾行した 男の車は柏崎の方へ向かっていた。彼女はハンドルに齧りつくようにして後を尾行した。車を走らせているうちに少しずつ頭が冴えてきた。初めは目の前の男が変質者で、目の不自由な妹に狙いをつけたのではないかと疑った。妹は姉の自分が言うのも憚られたが、可愛らしい顔をしていた。だからそれは一見もっともなことに思われた。だがそれも変だった。妹が寄宿している養護学校から帰ってきたのは、つい二日前のことなのだ。それに…