評論 SF 2023.01.11 【SFギャグ漫画】舞浜駅で降りずに通り過ぎる人たちの心情 宇宙服くん 【第2回】 たいやん 地球人の感覚、おかしくない? この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 本記事は、たいやん氏の書籍『宇宙服くん』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】【SFギャグ漫画】大阪のおばちゃんの個性は「宇宙レベル」です 画像を拡大 画像を拡大 画像を拡大 画像を拡大
エッセイ 『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』 【新連載】 谷口 正典,益村 泉月珠 右足を切断するしか、命をつなぐ方法はない。「代われるものなら母さんの足をあげたい」息子は、右足の切断を自ら決意した。 失うのは生命か右足か究極の選択まだ寒さが残る三月。午前二時。ピンポーン。「こんな時間に誰?」上着を羽織りながら玄関を開けた。そこに立っていたのは、背筋を伸ばした警察官だった。「正典さんのご家族の方ですか」「正典の母です。どうかしたんですか?」「正典さんが、国道二号線でトラックとの事故に遭いまして……」「え……、正典は無事ですか?」「現在、病院に搬送中です」動転した母は、兄と一緒に俺が運ばれた病院…
小説 『ツワブキの咲く場所』 【第20回】 雨宮 福一 車に乗せられ、降ろされたのは人が集う場所。建物へ入ると、十字架が最初に目に入った。 【前回の記事を読む】いつか中を見てくれ…心不全で亡くなった親友が残した段ボール箱。そっと開けると、そこには聖書が入っていて…腕を引っ張り、起き上がるよう促される感触を覚え、私は驚いて目を見張った。腕をつかんでいたのは永ちゃんであった。玄関から吹き付けた風にあおられて、はっとして我に返る。手持ちにしている聖書に、永ちゃんが目を留めた気がした。「全く! ちゃんと眠ったか気になって来てみたら、玄関の戸…