かたくなった心から

ひとりぼっちの

さびしさから

あんなに(さが)したのに、

何も見つけられなかった

ぜつぼうから

あとからあとから

涙が流れました。

こんな自分を きらっていた。

きらい、きらい。

大きらい。

きらい、きらい。

自分が大きらい。

何ひとつ、

はっきりしない 自分がきらい。

【前回の記事を読む】【絵本】「ボク、タク。女の子。でも、どうして、男の子じゃないんだろう」