生・死・命

生きる①

宇宙は永遠かもしれない

しかし今ここに在る私は有限

それもかなりあっけない

その時間の中で

私が傾け注いだ想いに

後悔はない

たとえそれらについて

私の望む形の報いが

もたらされなかったとしても

哀しみのまま終わろうと

喜びに満ちて終えようと

泣きながら終わろうと

微笑みをたたえ終えようと

どちらであろうと

後悔はない

死ぬまでは生き抜く

「喜びとは?」の問い掛けを

馬鹿みたいに続けながら

死ぬまでは生き抜く

私は生きることを

選択したのだから