まれまれに電車の窓にさす夕日こよなく尊く我が思ふかも

 

いとまなき暮しはむしろ楽しみて張りし心に良き歌詠まむ

 

配給の機構に馴れてむさぼらぬ我が明け暮れはひじりの如し