オランダの壺

森下 賢樹
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
「傷は隠すんじゃなくて、金で飾るんだよ」
幼い娘を事故で亡くし、消えない自責と悪夢を抱える不動産業者・麻田。
霊が見えるという謎めいた女性と出会い、そして彼女が残した「九州に縁がある」という言葉。
その意味を知らぬまま辿り着いた先で、約二百五十年前にオランダ人がしたためた一通の手紙を見つける。
時を越えて差し出された言葉に、ひとりの父が再び生へと歩み出す。——魂と救済の在り処を静かに見つめた物語。

著者詳細

森下 賢樹
1986年 早稲田大学政経学部を中退後、京都大学物理学科卒業(素粒子論)。
1986~1994年 大手電機メーカーでコンピュータの設計。
1994~1997年 大手特許事務所勤務。
1997~2000年 シンクタンクにて情報科学の国際産官学研究開発を推進。
2000年 プライムワークス国際特許事務所を開設、現在に至る。