鳩殺し

野口 顕
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年6月30日
判型 電子書籍のみ
価格1,100円+税
鳩の死骸を使って、ミステリー・サークルがつくられていた——。 突如公園で起きた不可解な事件をきっかけに、公園警備に配属された野原。そこで出会った不思議な縁により、徐々に自分の生き方を見つめるようになる。 クレーマー、肺がん末期の老人、中華定食屋の女性……。緩やかに結びつく人間関係からその本質を洗い出した純文学小説。
目次
  1. 一.鳩のミステリー・サークル
  2. 二.また、鳩が死んでいる
  3. 三.スープが冷める距離
  4. 四.別れる時
  5. 五.変わらぬ日々
  6. 六.我々の孤独

掲載記事

著者詳細

野口 顕
昭和14年 東京生まれ(卯・七赤) 昭和27年 高校時代、友人と「同人誌・フロイント」を発行。昭和36年第5号迄発行。 昭和34年 私立成城大学経済学部入学。同時に同校文芸部に入部。 卒業迄4年間、部誌「狂童群」に作品を発表。 ※狂童群は旧制七年制高校時代、大岡昇平氏等が執筆した「白痴群」を継いだ同人誌、部誌。 ※入学入部時の部長が、当時3年生だった大林宣彦氏(故人) 昭和38年 某百貨店入社 昭和40年 会社退社。友人と広告関係の事務所を設立。 昭和50年 結婚。以後二男をもうける。子供の小学校入学後、PTA会長として地元教育活動、地域活動を行い、子供の入学した高校の父母の会活動等々にも関係する。 平成20年頃、広告関係業務を辞め現在に至る。 趣味 ボウリング    歌舞伎、映画演劇DVD鑑賞    読書(中国古典、ハードボイルド・ミステリー)