オールガイド 日本人と死生観

江戸の極楽往生から現代の散骨・スピリチュアルまで
新妻 健
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2019年1月29日
ISBN 9784344920842 判型 4-6288ページ
価格1,200円+税
人々は「死」について、どのように考え
受容し、受け継いできたのか。
日本人の多種多様な死生観は、仏教・神道・儒教・武士道・キリスト教・西洋自然科学・政治などとの関わりにより生まれたものである。近世から現代まで、200人以上の人物を俎上に載せ、時代とともに変わる「死」や「永生」への意識を分析・整理。日本人の意識の深層に迫る。
目次
  1. 第1章 前提としての「無常観」と「アニミズム」
  2. 第2章 仏教的死生観(1)――浄土教的死生観
  3. 第3章 仏教的死生観(2)――法華経的死生観
  4. 第4章 仏教的死生観(3)――輪廻転生的死生観
  5. 第5章 仏教的死生観(4)――禅的死生観
  6. 第6章 神道的死生観
  7. 第7章 儒教的死生観
  8. 第8章 武士道的死生観
  9. 第9章 キリスト教的死生観
  10. 第10章 諧謔的死生観
  11. 第11章 唯物論的死生観
  12. 第12章 宇宙・自然回帰的死生観
  13. 第13章 殉国の死生観
  14. 第14章 スピリチュアルな死生観
  15. 第15章 価値継続願望の死生観
  16. 第16章 多様な死生観の由来

掲載記事

著者詳細

新妻 健
昭和24年、福島県いわき市生まれ。東北大学文学部(史学科)卒業後、同大学院修士課程(日本思想史学)修了。福島県の高校教員となり平成22年退職。「日本文芸研究会」会員。