【前回の記事を読む】二度目はネカフェだった。漫画を読むだけ、と倒れるシートを選ぶ。「眠たい?」軽い触れ合いを期待して、素直に目を閉じると…ネットカフェの通路は狭く、薄暗かった。窓はあるが開けられず、人の臭気が煙のようにこもっている。人影はなく、いびきや身じろぐ気配だけがした。ねぐらの動物を起こさないよう、適当な漫画を数冊取って個室に入る。二畳ほどのスペースは床全体がクッションになっており、踏むと…
注目連載ピックアップの記事一覧
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小説『大人の恋愛ピックアップ』【第90回】春乃 夜永
「またフルフラット席を選んでしまった」監視カメラがあったら怖いのに、名前も知らない男の膝にまたがる。遠慮なく手が伸びてきて…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第12回】原 岳
【厳冬期 劔岳・小窓尾根】「生きた心地がしませんでしたよ。」―いつ崩れるか分からないルンゼの雪壁で…
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第19回】川井 れもん
「あなた達がしてきた事を、周辺の住人達に言いふらしますよ」自分たちの家庭をめちゃくちゃにしてきた愛人の家に突撃し…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第11回】原 岳
【小窓尾根】入山初日。一気に1,400m付近まで上がることになり、雪壁を登っていると…突然身体が傾き「うわ、はまった!」
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第18回】川井 れもん
愛人側の策略? 実の息子への遺産はほとんどが奪われてしまった。弁護士も見逃す「法律の抜け道」とは…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第10回】原 岳
3人で挑む予定だった「パチンコ」計画は中止になった。原因は意見の食い違いで…
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第17回】川井 れもん
実の息子なのに相続金が6万円…? ほかは全て愛人に持っていかれるのか。納得できず調停員を責めると…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第9回】原 岳
意を決して「休憩しませんか?」と前を行く彼に声をかけた。だが彼は、振り向きもせず、足を緩めることもなく、先に進んで…
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第16回】川井 れもん
「やり直しはできませんか?」——遺産相続に関する話し合い。あまりにも不利すぎる条件を突きつけられることになり…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第8回】原 岳
【厳冬期 劔岳・小窓尾根】腿まで埋まる深さの雪…体調の悪さを感じたが、微かなトレースの上に足を踏み出す
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第15回】川井 れもん
2回目の遺産相続調停。相手側の弁護士の主張に思わず「おかしいじゃありませんか!」話し合いをしてもらちが明かなくなり…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第7回】原 岳
「こんな発信機で、レスキューしてもらえるんですかね」「いや、これは遺体捜しに使うんだよ」――厳冬の劔岳に、いよいよ…
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第14回】川井 れもん
「嫌な予感がする」元夫の愛人はまるで遺産相続のやり直しは行われない自信があるようだ。何か秘策があるのではないか…?
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第6回】原 岳
冬の劔岳、彼らが命を落としたあの山行の一部始終…「最短で六日間の計画。そのうちには必ず悪天の周期があるはず」
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第13回】川井 れもん
遺言書もボイスレコーダーも存在しないのに「全財産は私のもの」と主張する愛人。話は平行線のまま時間だけが経過していき…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第5回】原 岳
「なんで息子が死ななければならなかったのか…教えてほしい。」遭難事故の真相を知る私は——
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第12回】川井 れもん
離婚した夫の全遺産2分の1を獲得することは可能なのか?——勝手に相続手続きを終了させた愛人。それを無効にするために…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第4回】原 岳
線香を取り、火をつけて手を合わせる。葬儀の時も同じ遺影だった。屈託なく顔を崩した、おおよそ山屋とは思えない素直な笑顔。
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小説『娘からの相続および愛人と息子の相続の結末[注目連載ピックアップ]』【第11回】川井 れもん
元夫の遺産が全て愛人に?離婚した私は無理でも、息子は相続対象になる。「あの男の愛人と争うことにする」と息子は決心し…
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小説『年末年始異色ミステリーピックアップ』【最終回】春山 大樹
すさまじい遺体の損壊に、胃の中の物を全て吐き出した…おびただしい数のナイフが身体を貫通し、男は立ったまま絶命していた。