【前回の記事を読む】「こどもたちを…、早く逃げて」虫の息になった母がつぶやく。父は「必ず探しに行くからお前たちは逃げ切れ」と、母と残ろうと…「大丈夫だ、行け」二人の背を馬柵の方向に押しやると、父は刀を握り直して、乱戦の中に走り込んでいった。リョウはシメンの手を引き、ゲルの陰に隠れながら、二頭の馬が残っている馬柵のほうに近づいていった。振り返ると、父がリョウたちを守るように、こちらに向かってくる敵…
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第5回】雲井 耕
父を残して、戦地から逃れた——ふと振り返ると、私たちの集落には黒い煙が立ち昇っていて…おそらくもう両親は…。
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第4回】雲井 耕
「こどもたちを…、早く逃げて」虫の息になった母がつぶやく。父は「必ず探しに行くからお前たちは逃げ切れ」と、母と残ろうと…
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第3回】雲井 耕
朝廷への反逆罪で、父が拘束された。その背中には、鋭い矢が突き刺さってしまい…
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第2回】雲井 耕
風が伝える嫌な気配に身を起こした。岩山の陰から騎馬が尋常ではない速さで駆けてくる…! リョウは素早く馬に飛び乗った。
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小説『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【新連載】雲井 耕
草原にある小さな集落。そこでは遊牧民が"ゲル"と呼ばれるテントで生活をしていた。しかし、穏やかな暮らしは突然奪われてしまう…