橋川 彰人

1963年大分県生まれ。
早稲田大学卒業後、民間企業に就職。会社員生活を送りながら、趣味の読書を地道に継続する。
経済学、哲学、思想、仏教関連書から小説、文芸評論まで幅広く愛読。
定年退職を機に長年の夢であった文筆活動を開始。
本作「朧月」は記念すべき処女作。

掲載記事

書籍

  • 朧月
    橋川 彰人
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    一度はすれ違い、遠ざかった二人。再会の先に待つのは、後悔か希望か。
    静けさの中に胸を打つ、大人のための恋の物語。

    東京から地方都市へ単身赴任した50代の会社員・斎藤拓也は、新天地での仕事と生活に適応しようとする中、同僚の西澤レイ子と出会う。知的で誠実、気品を感じさせる彼女に対し、拓也は既婚者でありながら強く惹かれていく。互いに家庭がありながらも、仕事やランチ、何気ない会話を通して距離が縮まり、やがて淡い恋心が芽生える。禁断ともいえる感情と、それを昇華させようとする姿が丁寧に描かれる中年男女の情愛の物語。