佐藤 博

1949年、仙台市生まれ。もとより宗教的環境一切なし。37歳にして冷やかし半分、近所に引っ越してきたキリスト教会を訪問し、初めて「福音」に接する。ある晩、勢い余って不覚にも信仰告白。その後、友人知人、隣り人に弁証するも己が力不足を痛感。自らも、何をどういう理由で信じたのか、再度、聖書を点検精査するうちに「福音」と「キリスト教」との間に乖離を覚え、やむなくキリスト教会から離脱。著書に『余は何故にして基督教会を脱会せし乎』(文芸社)、『訓読すべきキリスト教』(マルコーシュ・パブリケーション)がある。

掲載記事

書籍

  • 西洋キリスト教という「宗教」の終焉
    佐藤 博
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    なぜ日本にキリスト教が広まらないのか……? この命題に対して、東日本大震災、元少年Aの事件、日本語の文法構造など、様々な角度から独自の視点で考察する一冊。 37歳のときに初めてキリスト教の門を叩いた著者は、そこで、日本人の生き方や価値観が蔑まれ、「キリストの福音」と「キリストの教会」が乖離している姿を目の当たりにした。 本書では著者の体験と思考実験をもとに、日本にキリスト教が広まらない真の理由を突き詰めるとともに、聖書的キリスト教のあるべき姿を考える。