圭はその後もサーフィンを楽しみ、砂浜に戻っていく。またタオルが飛んでくる。「圭、もう海から上がるの?」その場でウエットスーツの上半身だけを脱いだ圭が、こたえる。「今日はとてもいい波だった。これからヨッサンの店に行くぞ」千佳は持ってきた荷物をあわててバッグに入れ、圭を急いで追いかけていく。圭は江の島までつながる遊歩道のところまで歩いていき、後ろから来る千佳を待つために立ち止まり、刺青をした男と女が…
[連載]湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け
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小説『湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け』【新連載】小林 正吾
「ビッグウェーブ、カモン!」初夏の風吹き抜ける湘南で、海に飛び乗って
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