平成18(2006)年に小矢部市長を引退してからはや15年という時間が流れました。とはいえ、すでに私は老年期といえる年齢になってしまいました。そうなって感じるのは思うようにならない身体の衰え、病気になることへの恐怖、そして、何かをやろう、という気力の衰えです。夜にベッドに入り、眠りにつく前のほんのわずかな時間などに、「もっと世界中旅行をしてみたかった」「やったことのない仕事に挑戦してみたかった」…
[連載]宇宙の塵
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エッセイ『宇宙の塵』【第9回】大家 啓一
大切なのは勉強だけじゃない。現代を生きる若者に伝えたいこと
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エッセイ『宇宙の塵』【第8回】大家 啓一
操作できない不安や恐怖に対処するための「森田療法」とは?
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エッセイ『宇宙の塵』【第7回】大家 啓一
決断することがストレスに…不安を軽減する簡単な方法とは?
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エッセイ『宇宙の塵』【第6回】大家 啓一
病院経営者だった医師が、故郷の市長に転身したワケ
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エッセイ『宇宙の塵』【第5回】大家 啓一
元市長が「書き溜めた膨大なメモ」を本にしようと思った理由
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エッセイ『宇宙の塵』【第4回】大家 啓一
【86歳医師のオピニオン】「大人の発達障害」には誤解がある
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エッセイ『宇宙の塵』【第3回】大家 啓一
悲しい…「妻の一言」に、医師である夫がショックを受けたワケ