【前回の記事を読む】頚椎を骨折した登山者が断崖で宙づりに…呻き声を上げていたが、救助者は「そろそろ死ぬだろう」と……長倉を落ち着かせようと川田は声をかけ続けた。一方、鬼島は見向きもせず、鬼島と川田が懸垂下降をしてきた二本のロープのうちの一本の末端を、カラビナを使ってハーケンに結束されたスリングに固定した。そして固定されていないもう一本のロープを引いて、結束が確実であることを確認し、登高器をロープ…
[連載]小窓の王[人気連載ピックアップ]
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第21回】原 岳
今日ヘリを飛ばすのは不可能。救助のチャンスは明日の夜明けから昼前まで。それを逃すと、次のチャンスは4、5日後…
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第20回】原 岳
頚椎を骨折した登山者が断崖で宙づりに…呻き声を上げていたが、救助者は「そろそろ死ぬだろう」と……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第19回】原 岳
救助に向かい、発見した滑落者は、無残な姿だった。草木や岩に身体を打ち、無数の擦り傷が刻まれていて……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第18回】原 岳
標高約2,400mで登山者2名が滑落…近くにいた登山者によると、2人は悲鳴を上げながら雪煙に消えていき……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第17回】原 岳
【厳冬期・剱岳】「ワンミスが命取り」と言われる氷壁に、ロープなしで挑んだ男…細い足場を越えると、突然足を止めて……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第16回】原 岳
【厳冬の剱岳】寒波の接近が予報より早まった。それでもリーダーは「今日中に三ノ窓まで行ければ」と……吹雪の中、登山者2名は……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第15回】原 岳
テントを張ろうと、先にいた登山者に声をかけた。それだけのつもりが「あんたら舐めすぎだろ!!」と凄まれて……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第14回】原 岳
【厳冬の剱岳】登山者2名が難所の岩塔へ。先行した1名の姿が見えなくなり、35メートル伸びたロープが止まった。その後……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第13回】原 岳
【厳冬の剱岳】疑似好天を登攀の好機と判断した登山者2名…標高2,121m地点を通過後、ロープを繋ぐためのハーネスを腰に装着していた先行パーティーが……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第12回】原 岳
厳冬の剱岳で登山者1名が雪の裂け目「シュルント」に落下…穴の底は成人男性を完全に飲み込んでしまうほど深く……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第11回】原 岳
冬至直後の剱岳、標高1,400mを目指していた登山者2名…雪崩の危険を避けていたものの、うち1名が胸まで雪に埋まり……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第10回】原 岳
命の危険を感じ、仲間2人が登山計画から脱退…原因は他人の意見を聞かないリーダーだった。その男と別の会社員が厳冬の剱岳へ向かい……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第9回】原 岳
【剱岳・遭難事故】休ませてほしいと頼んだのに、男は振り向きもしなかった…「尾根の上まで」と告げられ、そのまま歩き続けて……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第8回】原 岳
【剱岳・遭難事故】先に入山した2人の足跡がほとんど見えない…雪をかき分けて進むと、登山道には小型冷蔵庫ほどの雪塊が転がっていて……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第7回】原 岳
【剱岳・遭難事故】厳冬の山へ入る前、「ヤマタン」という発信機を首に掛けた…それは死んだ私の遺体を探すための、小さな目印でもあり……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第6回】原 岳
【剱岳・遭難事故】エベレストを単独で登った実力者…冬の難関・小窓尾根も「たいしたところじゃない」と救助隊員に話していたが……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第5回】原 岳
雪山で息子が死亡し、遺体すら戻らない…「本人は本望だった」と何度も言い聞かせた。だが、息子の最期を知る男の話を聞くこととなり……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第4回】原 岳
雪山で遭難し、仲間は死亡。遺体も回収できないまま両親を訪ねた…生きて帰った私に「あなたも息子と一緒に……」
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第3回】原 岳
雪山で遭難した仲間の荷物から、大人のDVDが12枚も…妻に見つかるのを恐れたのか? だが彼は、そんな性格ではなく……
-
小説『小窓の王[人気連載ピックアップ]』【第2回】原 岳
山で遭難死した夫の遺品を見て「そんなもの処分してくれ」…彼の嫁は受け取らなかった。葬儀で見た彼女の表情は、憎悪に満ちたような……
- 1
- 2