【前回の記事を読む】私に会いに上京したはずの母。しかし、位置情報が示したのは板橋区の民家…そこは末期患者のための治療院だった。三人は近くのカフェに入った。賽子は気を使ったのか、二人とは遠い窓際の席に一人で座った。「お母さん、どういうこと? 説明して」麻利衣が詰め寄ると、小百合は視線を落として、コーヒーカップに落とした角砂糖を入念にかき混ぜた。「5年位前かな、血便が続くようになって、病院で内視鏡検…
[連載]超能力探偵 河原賽子
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第42回】春山 大樹
「人工肛門は嫌」と大腸がん手術を拒否した母…不調が出ても「今さら受診しても怒られるだけ」と病院を拒絶してしまい…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第41回】春山 大樹
私に会いに上京したはずの母。しかし、位置情報が示したのは板橋区の民家…そこは末期患者のための治療院だった。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第40回】春山 大樹
「母は相当ひどい状態」と聞き、久しぶりに上京した母に「健康だよね?」と聞いた。すると、しばしの沈黙をはさみ…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第39回】春山 大樹
「電子レンジでチン」されたような最期…皮膚は白くふやけ、膨張した顔面。わずか5分の間に起きた惨事だった。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第38回】春山 大樹
留置所で悲惨な死を遂げた元刑事…“電子レンジでチン”されたように顔面は膨張し、両目とも焼き魚のように真っ白にされ…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第37回】春山 大樹
死の数分前まで娘と2人きり、部屋で話していた父親…遺体から毒薬物は検出されなかったが、死因は…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第36回】春山 大樹
父の再婚相手からの陰湿ないじめ…誕生日プレゼントはゴミ箱に捨てられ、テーブルで食事できるのは父がいる時だけ。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第35回】春山 大樹
傷ひとつない娘の遺体…部屋に閉じ込められ、生きたまま酸素を奪われた。外からドアを押さえ娘が息絶えるのを待っていた人間は…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第34回】春山 大樹
妻を亡くした後、親身になってくれた家政婦と再婚した。しかし、彼女は猫を被っていただけで…1年後、本性が露わに。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第33回】春山 大樹
夫と娘、息子を相次いで亡くし、レンタル喪服で自宅葬へ…棺の前には鑑識が行ったり来たりして、不審な死の真相を探っていた。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第32回】春山 大樹
自室にうつ伏せ状態で見つかった娘。取り乱した母親が抱き着き、心臓マッサージが中断されてしまい…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第31回】春山 大樹
余命宣告を受けた娘の、最後の一食になってしまった夕食…食はろくに進まず、ナイフとフォークを皿の上にガシャンと落とし…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第30回】春山 大樹
夫を心筋梗塞で亡くしたその日、『どうか冷静にお聞きください』と聞かされた我が子の余命…まだ若くて元気だと思っていたのに…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第29回】春山 大樹
「父はまだ死んでません!」…「それ以上やっても無駄」と言われても、心臓マッサージを続けた。「ふざけるな……戻って!」
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第28回】春山 大樹
「お父さん、開けて!」…余命宣告を受けた父の部屋から返事がない。無理矢理開けたドアの先、衝撃的な光景が…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第27回】春山 大樹
『3時間の余命』を宣告された父は、「気分が悪い。今夜はもうお開きだ」と自室へ戻ってしまった。すると、その夜…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第26回】春山 大樹
余命1年と聞いてたのに…「今夜午前0時にお亡くなりになります」と告げられ、父は3時間後に死ぬことになった。
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第25回】春山 大樹
「いい顔をしてたのは家政婦の時まで」…母が亡くなり、後妻に入ったのは家政婦の女だった。結婚後、女は人が変わったように…
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第24回】春山 大樹
「再手術しなければ命はない」のに、父は心臓の手術を受けないと決めた…その驚きの理由は、「もし手術をしてしまったら…」
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小説『超能力探偵 河原賽子』【第23回】春山 大樹
10年前に母を亡くして、父は家政婦と再婚した。母になった家政婦は私に冷たく当たるようになり、家に居づらくなった。