【前回の記事を読む】入浴中もすぐに取れるよう近くに置いたスマホが鳴って、病院からだった。…「妻は今度こそ、もう駄目だ…」夜22時半過ぎにやっと息子が来た。山中先生と3人で話す。毎回同じ内容。全身状態が悪く、いつどうなっても不思議では無い、後は利恵子の生命力、自力で何処迄頑張れるか?息子は病院で泊まり、私は天理駅前の東横インに泊まる。色んな事を考えるが何も纏まらない。混乱状態だ。いよいよ利恵子とお…
[連載]妻の笑顔
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エッセイ『妻の笑顔』【最終回】新保 昭
妻が息を引き取る1時間以上前から、ずっと手を握っていた。もう永遠に言葉を交わす事も出来ない。涙が溢れて止まらない。
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エッセイ『妻の笑顔』【第5回】新保 昭
入浴中もすぐに取れるよう近くに置いたスマホが鳴って、病院からだった。…「妻は今度こそ、もう駄目だ…」
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エッセイ『妻の笑顔』【第4回】新保 昭
ステージ4の大腸がんで寝たきり状態になってしまった妻。会話は無く、苦痛のせいか時々本能剥き出しのような表情をするように…
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エッセイ『妻の笑顔』【第3回】新保 昭
妻が寝たきりになった。治療のため病院を転々としていた時、“一言だけ”言葉を絞り出してくれたが…上手く答えられなかった。
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エッセイ『妻の笑顔』【第2回】新保 昭
「先生、私、後何年生きられますか?」ステージ4の「虫垂がん腹膜播種」…抗がん剤による治療法で5年生存率は10%以下…
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エッセイ『妻の笑顔』【新連載】新保 昭
「下腹部が痛む」と言う妻。大して心配はしていなかったが、病院に行くと「がんの可能性があります」と言われ…