【前回記事を読む】断るべきとは分かっていたけれど……「お弁当を2つ作ってきたの、一緒に食べよう」。彼女の友人からの好意を無下にもできず…翌日になって、沢田の前に妙子が現れて、少し得意気な表情を浮かべており、手には豊子の弁当よりも一回り大きな弁当を持っていた。「ほら、今日は私もお弁当を作ってきたの、一緒に食べよう」沢田は妙子が弁当を作ってくるとは思ってもいなかったので言葉を失った。豊子は、妙子の弁…
[連載]月海
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小説『月海』【第5回】月原 悠
幼馴染の彼女と同じ人を好きになったが、彼に告白することはできなかった…なぜなら、彼が想っているのは明らかに…。
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小説『月海』【第4回】月原 悠
断るべきとは分かっていたけれど……「お弁当を2つ作ってきたの、一緒に食べよう」。彼女の友人からの好意を無下にもできず…
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小説『月海』【第3回】月原 悠
「駄目よ。彼と一緒に帰るのは私よ」ガラス細工のように繊細な友情が、切ない女心によって壊れていく…
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小説『月海』【第2回】月原 悠
面倒臭そうに体をこちら向きに動かし、「半身麻痺で言葉を発することができません」…本人を目の前に言う看護師を不快に思った。
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小説『月海』【新連載】月原 悠
極寒の地、網走刑務所から出所した。途絶えてしまったあの人からの手紙をたくさんバッグに詰めて、男が向かった先は…