【前回の記事を読む】年の近い男女がお風呂場で入浴介助!? 「姉弟みたいな関係で、異性を感じたことはない」と言われたが、子供じゃないんだから…美代子は、二人の話を聞いていて、サラリーマン家庭ではごく標準的な生活環境なんだ。これから十年二十年先のことを想像してもなんとなく未来像が見えてくるようで、平和な世の中に身を置いている自分たちが幸せなのか、としんみり考えながら、少し目線をテーブルに下げて紅茶の…
[連載]迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第11回】松村 勝正
身体障害者の方と結婚するとはどういうことか、深く考えていなかった。戦国時代で例えると、本妻と側室が一つ屋根の下…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第10回】松村 勝正
年の近い男女がお風呂場で入浴介助!? 「姉弟みたいな関係で、異性を感じたことはない」と言われたが、子供じゃないんだから…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第9回】松村 勝正
主人とのことを話すと、「ご主人との間に隙間があるよね。その隙間の一部は、家政婦さんが埋めているということよ」と言われ…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第8回】松村 勝正
男女の仲か。――「深夜、主人の部屋から話し声が聞こえて。それから主人と家政婦さんを観察すると…」と友人が話して…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第7回】松村 勝正
「主人の体にふれる機会も少ない。私はただの同居人…」新婚生活を友人に打ち明けた
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第6回】松村 勝正
「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第5回】松村 勝正
入浴介助中、ラグビーで鍛えたご主人の胸厚の体を擦るのは、異性に接する楽しみの一つだった。――奥様に対して敵対心はないが…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第4回】松村 勝正
家政婦になったときから、ご主人を異性として意識したことはなかった。しかし昨晩の出来事で、奥様に対する小さな嫉妬心が芽生え…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第3回】松村 勝正
あの時、家政婦は嫉妬していた…? 家に来て20年。夫の入浴介助は彼女の仕事。それを私が気まぐれで奪って…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第2回】松村 勝正
主人の入浴介助を試みた。私もびしょ濡れになり「君も風呂に入れば」と言われたが、少しでも自分の裸を主人に見られたくなくて…
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【新連載】松村 勝正
三人で夕食のテーブルを囲んでいた。夫、妻、そして――。彼が彼女に「美味しいね」と言って、普段殺風景な屋敷に珍しく会話が…