喜ばれる存在になる

 
 

喜んでいるあなた、喜んでいる私、喜んでいる私を喜んでいるあなた。

喜ぶだけで徳を積む、随喜(ずいき)功徳(くどく)です。随喜とは、人の善事を見て随順して歓喜することであり、転じて心からありがたく感じることになります。天台宗で、罪過を消滅する為の「五悔」と呼ばれる五つの行(懺悔、勧請、随喜、回向、発願)があります。この中に「随喜」という行がありますが、他の人が行う善を見て喜ぶことを指します。まわりの人が徳を積むことにつながっていき、日々喜ぶだけでいいのです。

この世に生を受けた人間の目的は、喜ばれる存在になることです。人生の黄金律は、「利他に生きる」こと、とあります。

何と言っても笑顔のおくり物は、最高です。「おはようございます」

口角を上げて笑顔の挨拶を習慣にしましょう。