断章

もうこれからは会うのをよそう

君は僕の詩情を求め

僕は君のからだを求めている──

君にユーゴーのすざましい詩を

教えようと思ったが

もう手遅れだ

寒さがせまっているから──

どんなにか僕が君を想っているのか

君は知らない

いや知っても知らないふりをしている

お互いに傷つかないために──

僕のコーヒーの入れ方等

もう忘れてしまえ

そして新しい人と──

そう、新しい人と暮らす

手段を考えるべきだ