一青頑人(いっせいがんじん)の子の特性をつかみよりよい未来へ導くために
頑固で型にははまらないお子さんです。親離れも早く、たくましく育つでしょう。自分の考えをしっかり持っているので、できるだけ過保護にせず、見守る事が重要です。
なかなか言う事を聞かずマイペースかも知れませんが、お子さんなりのペースで進めていきますので、ギリギリまで様子をみてあげてください。頑人のお子さんは、時間をかけてでもじっくり最後までやり遂げる事がとても重要です。
親からすると「もっと、早くできないのかしら」「いつまで、やってるの」と思う事もありますが、途中で諦め投げ出すよりは最後までやり遂げる気持ちを尊重してあげましょう。また、兄弟姉妹がいるなら、表面には出さなくてもかなり意識しています。 あからさまに比べるような事はせず、その子自身をみて接してあげるのがいいでしょう。
頑人のお子さんはグループのリーダー的な存在になる事も多く、人を助ける才能を持っています。グループの大きさに関係なく、組織でも家庭でも友達同士でも、頼れる存在になるという事を意識して育てましょう。そのためにも疑問や悩みに対して、すぐに答えるのではなくお子さん自身に考えさせ、自らの力で解決させてあげる癖をつけてあげましょう。
人から頼りにされ、それに応える事で、実力以上の力を発揮する事ができます。また、何事も時間をかけてじっくり育て上げ、開花させる才能も持っていますので、自分の置かれた状況を確認させながら、焦らず一歩一歩前進できるよう導いてあげてください。
そうすれば、思いもよらない良い結果を生み出します。本来、感謝される事が多い頑人ですが、それ以上に感謝の気持ちを持つ事がとても大切です。