幼少期~中学時代
【プレパラート】
中学2年生の時、理科の実験で顕微鏡を扱う授業があった。先生「顕微鏡を見るときに、このプレパラートをスライドガラスの上へ乗せるが、絶対にこのプレパラートを割るなよ! 割ったら3万円の弁償だからな!」と言われた。
(そんなバカな奴いるかよ)と私は思った。グループに分かれて私が顕微鏡を見る番になった。
「見える、見える」と私は倍率を上げ、顕微鏡のダイアルをまわしていった。すると「ガシャッ」と音がした。
プレパラートが割れたのだ。私は顔面蒼白になり、グループの皆に、「絶対に言うなよ」と言った。しかし、罪悪感にさいなまれ、数分後、先生に白状した。
そして3日間、私はトイレ掃除をした。
【仮病】
中学3年生の時、校内マラソン大会があった。私は長距離が苦手ではないが、好きではなかった。
何か休める方法がないかと考えていたら、醤油を一気飲みしたら熱が出ると聞いたことがあったので自宅で醤油を一気飲みして登校した。凄く気持ちが悪くなり、先生に体調が悪いことを伝えた。
保健室で熱を測ることになり、測定すると35.6℃だった。
私は吐きながら走った。