セットリストNo.2(第二章)

12 Freakshow On The Dance Floor–Bar-Kays

ボディにパステルグリーンが、吹きつけられてるフィアットX1/9は、深夜の第2京浜を南へ。目指すのは、横浜。

『六本木の次に好きなのは、この街だな』プライベートで、『踊りに、行こうかなぁ』と思ったら、彼は、必ず横浜を選択する。横浜は港がある街、他では感じることの出来ない、特別な雰囲気を持っている場所。

またこの街は、六本木のようにポイントが一つの場所に集中していないから、どこのお店も、そのスペースに余裕がある。200人は楽勝で入れるクラブディスコも、いくつかある。

東京ではちょっと考えられないキャパを備えている。その部分では、六本木が逆立ちしても太刀打ちすることは出来ない。

香子を連れての、ファースト・イベント。だいじな時間を共有したい。その思いを強く望んだ彼が、横浜で選んだダンスフロアーは、Ys BAY SIDE CLUB横浜でこれくらい有名な公園は他に、ないだろうというくらいのイメージがある山下公園を目指す。

山下公園に沿う道路を、本牧方面に向かう。左側に、長く横たわる公園を抜けたら、すぐに左折して道なりに100メートル進むと、首都高速横羽線新山下ランプが右側にある。その場所で、左に視線を向けてみれば、Ys BAY SIDE CLUBは見えるはず。