【前回記事を読む】「新大久保で作ってもらいました。ちょっと高かったですが…」高校生がK-POPアイドルの応援グッズにそんなにかけるの…⁉
第1章 キラキラした非日常の世界へ
K-POPアイドルグループとの出会い
[増えていく推しと推し活仲間達]
サイン会には、Bubbly Boysで一度だけ参加したことがあります。でもそれは慣れたメンバーとの会話で、メンバー達も日本語を少しわかってくれたので、お互いに気楽に話すことができました。
ところが、今度は初めて会うメンバー達です。それも大人数! 日本語も挨拶程度しかできないはず……。悩みに悩んだ末に娘と二人で思い切って申し込みました。
このサイン会で得たことは、韓国語ができたらもっと楽しいだろうなということです。相槌(あいづち)さえまともに打てないのによく参加しようと思ったものです。簡単な会話はできても、少し複雑な話になるとお手上げでした。
韓国語の勉強をもっとしなければいけないと痛感しました。そして、メンバー全員と楽しく話すためには、推しだけでなく他のメンバーの情報ももっと仕入れておかなければならないことがわかりました。
このMilky Wayはこのあとどんどん人気が出て、コロナ中の映像通話サイン会の当選に必要なCDの枚数(ボーダーといいます)がかなり増えてしまい、自分の手には負えない金額になったので、家でおとなしく応援することに決めました。
Milky Wayと平行しながらPathも応援していましたが、そこへCosmosが登場してきました。これは自分には想定外の出来事でした。
たまたま家から行ける会場でイベントがあったので、興味半分で覗きに行きました。すると、このCosmosのボーカルが、歌がとてもうまくてお顔もハンサムで、もう私のストライクゾーンにぴったりはまり込んでしまったのです。
特に顎の線が美しくて横顔を見るだけでニヤニヤしてしまいました。東京にも遠征し、メンバーにも私がこんな年齢なのが珍しいようで顔を覚えてもらえて、ますます熱が入ったように思います。