プロレスとアマレスは基本的に全くの別の競技。と考えるなら書く必要もないのだが、『プロレス入門』の説明によれば、まず、 ―プロレスの方が、アマレスよりも古いもののようだ(これは結構意外かも)。
―(そして、ここは謎だが)19世紀の終わりに分離し、それぞれがまったく別べつの歴史を歩んできた。
とある。
19世紀の終わりに、まず、プロレスが誕生したという解釈でいいのだろうか? プロレスとアマレスが、一緒だった頃はそもそもあるのか? ないのか? わからない。あえて、ここは、プロレスが先に誕生したという理解だけに押さえておこう。
フォールについて考えると、プロレスは3カウント、アマレスは1カウント、になる。スモール・パッケージ・ホールドでも、スクールボーイでも、新日本プロレスの外道の、外道クラッチでも、西村修のジャパニーズ・クラッチ・ホールドでもいいが、プロレスの場合、いくらエンターテインメントが叫ばれても、肩を3カウント、強引につけてしまう技もありそうだ。その後、そのレスラーは台本があった場合は怒られるのかは知らないが。
アマレスには、そういう技があるのかないのかは知らない。必殺技があるのかもしれない。
関節技については、プロレスでは、カート・アングルなどが、アンクル・ロック(アンクル・ホールドでも呼び方はいいのだろうが)を使う。アマレスでは、ウィキペディアの写真で見ると、両足を極めたアンクル・ホールドがあるようだが、プロレスと違ってアマレスには、基本ギブアップというものはないようだ、怪我など以外は。
いろいろ書いたが、私は、やはり、面白さやいろんな意味で、プロレスの方が好きだ。