第4章 講演会後の神様達と私の意見

私が経済基盤を変えて、人類が平和で穏やかに過ごせる目的があるからだろうか、講演会のあと神様達や霊魂達も「誠さんにたくさん入って応援して後押ししたい」「誠さんが議員になるのを期待している」と伝えてきた。神様達の意見と私の意見を合わせて、箇条書きで記す。

1.自由民主党議員の中には利権に群がる人が多いようであるが、彼らが悪いのではなく、現状では仕方ないのである。

資本主義経済構造では、搾取する側の資本家と搾取される側の労働者の両端である。資本家は自由な生産と責任を手段に社会に貢献するが、競争原理での手法が狂えば破綻につながる。

企業は民事再生法で救済する政策になる。民事再生法の骨子は、負債額の返済額を裁判所で減額して分割返済する法律である。自由民主党は資本主義経済、資本家を手玉に取り、利権をあさる政党であると考える。この利権に群がり、長いものには巻かれろ、寄らば大樹の陰の思想である自由民主党は多勢に無勢だが、改革が必要な今、私が提唱する案は経済基盤を変える対策、食物を通貨の基準にする案である。

私が提唱する構想は壮大なので、バカげていて狂気だと思われるかもしれないが、このまま危機的状況が進んで破綻の社会に突入するのを阻止する案である。私には社会を変える決意がある。こうでもしないと社会は良くならないからである。

2.国の借金は今度のコロナ禍でさらに膨らみ、将来の子供達の足かせになる。

国債の大量発行はコロナ禍対策で仕方がない施策だが、自然災害の多さも国の借金の増大になる。歳出は建設国債、特例国債(赤字国債)、税収で賄える分と国債での補てん分がある。国の借金は令和2年時点で約1100兆円。国民が国債を買っているので破綻は免れているが、返さなければならない借金である。

国債発行の依存度は膨らみ、さらなる借金が増える構造になっている。危機的状況に突入し、破綻の影が見えてきたのではないだろうか。債務不履行(デフォルト)になる前に対策が必要である。私が提唱する案は、この対策が経済基盤を変える案であり、食物を通貨の基準にするという大胆な発想である。実現不可能に思えるかもしれないが、すでにビジョンもできている。