第二部 伝えたい幸福の道しるべ16の事柄
言霊は私を左右、「ばっかり」は「がっかり」を呼ぶ
もう頑張れないなら頑張らない私を生む言霊。気合を入れて今日も一日頑張ろうと決めたら頑張れる私を生む言霊。今日は焼肉がいいと思えば焼肉を食べる。アイスがほしいと思えば即買いに行く。人間は思い描いたらそのまま行動にうつすのだ。
褒めたら褒めた分、心にも安心感を与えられて私を高めることができる。気にしないと決めたら気にしないようにシフトチェンジする。言霊が、「嫌いだ!」だとますます嫌いになりそうだし、作業的だと思えばますます作業的に感じてくる。
良くも悪くも左右されるなら、ポジティブに、アイシテルと思えば愛せる。愛したいと思えば愛す。だから相手がもし上向きな言霊の仲間なら前へ進める。人の足を引っ張るような言霊なら、離れたらいい。言霊で私が傷つくのなら傷つきにわざわざ行かなくてもいい。
愛して助言してくれる人が一人でもいるのならその方から放たれた愛のある言霊を受け止めてもう一度私がどうありたいか上向きに考えたらいい。同感ではなくとも勇気を与えてくれた言霊。人数ではない言霊の話。
マイナスな言霊が心を満たすことは決してない。幸福感を抱かせてくれる言霊を放ってくれた方々に背中を押されているかのように幸せを掴みにいけばいい。そして私にも、相手にも良き言霊を放てる人を目指せばいい。マイナスな言霊を放っているとき、私は私に対して一番言い聞かせている。
私はもう駄目だ、存在価値がない、いい母になれない、いい妻になれない。言いたくなる機会は、何回も訪れると思う。けれど、心が止まっていたとしても時間は動いている。明日に期待してもいい。明日も私はいる。私が明日も生きているだけでも今日より状況は変わる。行動で変えられる。