いきいきした交流を大切にする

大東わかば保育園は、それぞれが一人の人間として尊重されることが大切だと考えています。そのため、ともだちはもちろん、大人とのいきいきしたふれあいを、毎日の園での生活のなかで具体的に、自然に体験できるようにと配慮をします。

登園してきたときには、子どもたちと先生や園長があいさつを交わすのはもちろん、保護者と先生も大人同士のあいさつを交わします。そして、子どもたちは「自由あそび」のなかで、同じクラスのともだちではなく、自分よりも小さい子や大きい子と、またほかのクラスの先生とも自由に遊び、ふれ合います。

大きい子と小さい子が、大人にあまり干渉されることなく、自由にのびのびと遊べるようにと配慮しています。子どもたちだけで自由に遊ぶことによって、ともだちのことを深く知ることができ、さまざまなあそぶ力をつけることができると思うからです。

給食のあとの時間――15分から20 分間ですが、この時間も、いちごぐみ(1歳児)以上の子どもたちは園庭に出て、リラックスするとともに、自由にともだちとのあそびを楽しみます。

こうした子ども同士、そして大人とのふれ合いによって培われた安心感や信頼感という基礎のうえに、誕生会やクリスマス会などのさまざまな行事がおこなわれます。

それらの行事で楽しさと感動を経験してこころを豊かにし、自分を伸ばすことに意欲的で、人の気持ちを思いやることのできる子どもに育つことを願っています。