【前回の記事を読む】さあ、自分を愛するための「言霊ストレッチ」をやってみよう!
第2部 言霊ストレッチ
5 爪もみながら言霊ストレッチ
昔の人は、手足をつかうこと、そして働ける幸せを「手となり、足となり」と言葉にして伝えたのでしょう。手は、体の中で小さいけれど、働きぶりは天下一品です。誰でもどこでも簡単にできる「爪もみながら言霊ストレッチ」を紹介します。
まず感謝を込めて両手をこすり合わせ「ありがとう」を声に出します。反対の手の親指と人差し指で爪の付け根にある「井穴」というツボを強く押します。〈参考〉『実践「免疫革命」爪もみ療法』福田稔(講談社)『奇跡が起こる爪もみ療法』日本自律神経免疫治療研究会編(マキノ出版)
緊張モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経を同時に刺激することでバランスをよくします。ここに「ツイてる」を組合わせ、親指の爪を押しながら「ツイてる」と十回言い、次に人差し指、中指、小指とそれぞれ十回言いながら十回押します。足の指もお試し下さい。
ツイてるは、両手で百回の言霊になるのです。親指は肺など呼吸器、人差し指は胃腸など消化器、中指は耳なり・難聴、薬指は低血糖、小指は心臓・肝臓を健康にします。「ツイてる」連呼で心の力が鍛えられ、相乗効果が充分期待できます。
6 ながら言霊首ストレッチ
健康維持と願望達成と運気アップの効果あり、一石三鳥の「ながら言霊首ストレッチ」を紹介します。
まず、左右の首筋を伸ばします。両肩の力を抜いて口を細めて息を充分吐きます。次に両手の力を抜き、指を真横に垂らし左の耳を肩につけるように首筋を伸ばし「免疫力アップ、自然治癒力アップ、正常」と三回呟きます。右の耳も同じようにして首筋を伸ばし「免疫力アップ、自然治癒力アップ、正常」と三回呟きます。
今度は、前後に首筋を伸ばします。両手は、膝の上におき、顔を天井と平行にするようなつもりで首筋を伸ばし「免疫力アップ、自然治癒力アップ、正常」と三回呟きます。血液は動かしたところに集まり必要なところに届いて血行をよくしてくれます。現代人は緊張の連続なので、「ながら言霊首ストレッチ」を習慣にして、血液中の酸素の欠乏を補いリラックスタイムをつくってみて下さい。