小説 絵本・漫画 絵本 環境 SF 2022.07.16 【絵本】美しい自然に囲まれた星。だが欲深い生物が生まれて… ガイアの叫び 【第1回】 今更SDGs!? 現代社会を生きる、大人の絵本。 これはただの「物語」では済まされない。 自然破壊、環境汚染、兵器の開発、紛争。 地球に似た美しい星 ガイアの行く末から、 私たちは何を考えるべきだろうか――。 人間はただの傍観者か、それとも当事者か。 欲望の追求ばかりを考えるダーニマンは、ガイアの身が危険な状況にある事など、まったく気づこうともしていませんでした。 そんなダーニマンに訪れる悲しい運命とは――。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ※本記事は、作・大槻かつみ氏、絵・ヒラムシ氏の絵本『ガイアの叫び』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 ガイアの叫び 写真を拡大 写真を拡大 写真を拡大 写真を拡大
小説 『春のピエタ』 【第18回】 村田 歩 私の妹は、5年前に殺された。高校二年生だった。自宅のすぐ傍で車の中に引きずり込まれて、河川敷まで連れて行かれ… 「早い時間ならお客さんはいないと思ってたのに、本当にすみません」「ああ、いいのよ。若旦那は特別なの。昼の三時には仕事終わっちゃう人だから。それにわたしのお客じゃないしね」意外に屈託のない話し方であたしに座るように促すと、自分も隣に座り、長い手を伸ばした。「ちょっと、あそこの神林さんのバランタインで一杯作って」バーテンの男性に命令する。こういうお店は経営者の次に偉いのはホステスさんなのだろうか。佳…
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』 【第7回】 松村 勝正 「主人の体にふれる機会も少ない。私はただの同居人…」新婚生活を友人に打ち明けた 【前回の記事を読む】「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。美代子は約束の時間、十一時より少し早めに自由が丘駅に着いたので、ロータリーをぐるりと一周してから以前にも覗いたことがある、ブティックのショーウインドウの前に立っていた。今年の秋、冬物のはやりの色は何だろうと、マネキンが着ているワンピースに目が留まった。“今年もブドウ色か”と独り言を言いながら、丁度二年前…